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家畜へのクローン技術導入に慎重な対応を示唆、EU専門機関

  • 2008年07月25日 15:09 発信地:ブリュッセル/ベルギー
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米研究者がクローン技術で生み出した6頭の牛(2000年4月29日撮影)。(c)AFP/ADVANCED CELL TECHNOLOGIES

【7月25日 AFP】欧州食品安全機関(European Food Safety AuthorityEFSA)は、24日発表した報告書で、クローン技術は家畜の健康を脅かす可能性があるが、クローン動物の肉を食べたりミルクを飲んだ場合に人体に危険が生じるかどうかについては「確たる証拠はない」との見解を示した。

 これを受けて欧州委員会(European Commission)は、「動物の健康状態や保護の面で懸念が高まった」「食の安全に関しても、データがない以上は疑問の余地がある」との意見を表明した。

 欧州では、一部で「フランケンフード(Frankenfoods)」と呼ばれるクローン動物の肉やミルクの市販をめぐり、売れ残りなどの問題を避けるため、当局が対応に動いている。欧州委員会も現在クローン食品の認可を検討しており、今回のEFSAの報告書が方針決定にあたっての科学的根拠とされるとみられる。

 一方で欧州委員会は、クローン問題に関しては、今後数か月以内にまとめられる世論を考慮するとも言明している。(c)AFP

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