【7月21日 AFP】スペイン警察当局は、若い女性たちを拒食症や過食症に駆り立てるようなウェブを約400サイト特定した。20日の日刊紙ABCが報じた。

 国家警察が主に12-28歳の女性に読まれているスペイン語のウェブサイトやブログを対象に調査を実施した結果、明らかになった。

 これらのサイトには、激ヤセを目指した療法を行っていることを家族や友人に気づかれないための方法や、健康被害を招きかねない急激にやせるための方法などが掲載されていた。一定期間内にどれだけ体重を減らせるかのコンテストをウェブ上で実施する団体もあったという。

 同紙によると、こうしたサイトの多くは中南米から発信されている。スペインで作成されているサイトについては、これまで、複数のサイトが閉鎖されている。(c)AFP