【7月17日 AFP】象皮病で両脚が通常の3倍近くも肥大し、「普通の人生」をあきらめていた中国人女性ワン・チェン(Wang Cheng)さん(24)が16日、台湾の病院で手術を受け、通常の太さの脚を取り戻し、新たな人生に向けた希望を取り戻している。

 中国江蘇(Jiangsu)省徐州(Xuzhou)在住のワンさんは幼少時に象皮病を発症し、両脚が奇妙な形状に肥大していたが、台湾の仏教宗派「仏光山(Fo Kuang Shan)」と台北(Taipei)市内の萬芳(Wanfang)病院の協力により、手術が実現した。

 手術を終えたワンさんは、ベッドの上で「すごく軽くなった」と脚を持ち上げてみせた。脚にはまだ包帯が巻かれているが、「これからは普通に走ったり跳んだりしてみたい」と喜びを語る。「ズボンやスカートをはくのが、待ちきれないわ」(c)AFP