【6月12日 AFP】ルーマニア当局は11日、体重100キロを超える7歳のある少年について、医師の指導のもとで減量させるため、両親の親権を取り上げたと発表した。

 ボートシャニ(Botosani)郊外にある児童保護局の職員は「少年を特別指導センターで無期限で世話をする。厳しい食事制限と運動をさせる予定だ」と語った。

 少年は低所得の両親のもとに生まれ、パンとラードを主食として育てられた。呼吸器と心臓血管を患い、2週間前に入院していた。

 最近、メディアはルーマニアの児童の肥満のニュースを多数伝えている。前月には、学生食堂や学区内の飲食店でジャンクフードを禁止する「健康食品」に関する法律が採択されている。(c)AFP