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犬を飼うと子どもが花粉症やぜんそくにかかりにくくなる、ドイツ研究

  • 2008年04月30日 12:02 発信地:パリ/フランス
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子犬を抱き上げるミンスク(Minsk)の女性。(c)AFP/VIKTOR DRACHEV

【4月30日 AFP】イヌを飼っている家庭の子どもは、ぜんそくなどのアレルギーに対する免疫ができやすい。ドイツ・ミュンヘン(Munich)にあるヘルムホルツセンター(Heimholtz Centre)の疫学チームがこのような研究結果を医学誌「European Respiratory Journal」に発表した。

 ヨアヒム・ハインリッヒ(Joachim Heinrich)氏率いるチームは、幼児3000人以上を対象に、出生時から6歳になるまでの健康を追跡調査した。血液検査の結果、イヌを飼っている家庭の子どもでは、飼っていない家庭の子どもより、花粉アレルギーや吸入アレルギーになるリスクが低いことが分かった。これらのアレルギーは、ぜんそくや鼻炎、アトピー性皮膚炎を誘発する。

 ハインリッヒ氏は、イヌの毛に付着して家に持ち込まれたさまざまな細菌に小さい頃から触れることで、免疫系の成熟が促進されると見ている。つまり、イエダニや花粉などに触れてもアレルギー反応を起こしにくくなるということだ。

 だが、そうした血液検査上の結果は「実際の症状」には符合せず、ぜんそくなどのアレルギーを持つ子どもは、イヌを飼っている家庭の方で多いという。これについてハインリッヒ氏は、「免疫系の利点は、被験者の子どもたちが成長するにつれて現れるのではないか」と考えており、被験者が10歳になった時点で再度調査するという。

 いずれにせよ、イヌがなぜ人体の防御機能を高めてくれるかが解明されるまでは、「イヌを飼うススメ」は先の話になるとハインリッヒ氏は言う。(c)AFP

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