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フィリピン政府、外国人への腎臓移植を原則禁止へ

  • 2008年04月28日 22:34 発信地:マニラ/フィリピン
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フィリピン・マニラ(Manila)の貧困地区バセコ(Baseco)で、腎臓摘出手術のあとを示す男性(2008年3月25日撮影)。(c)AFP/JES AZNAR

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【4月28日 AFP】フィリピン保健当局は横行する臓器売買を食い止めるため、週内に外国人への腎臓移植の大半を禁止する。同保健省が28日、明らかにした。

 新たな方針では、フィリピン人から外国人への生体腎移植を血族間に限定する。

 保健省は3月に外国人への臓器移植を一時的に禁じ、その間に新たな移植ガイドラインを策定していた。今回の発表は、外国人への臓器移植を恒久的に禁止するものになる。親族からの生体腎移植と死体腎移植は禁止されない。
 
 腎臓専門医団体のフィリピン腎臓学会(Philippine Society of Nephrology)によると、フィリピンは臓器密売の「ホットスポット(多発地域)」。その他の医療専門家や、国内で影響力の大きいローマカトリック教会(Roman Catholic Church)も、フィリピンの貧困層や教育水準の低い「ドナー(臓器提供者)」からの腎臓密売がまん延していると懸念を表明していた。

 腎臓は片方あたり約3000ドル(約31万円)で、中東や欧米諸国のレシピエント(臓器被提供者)に売れるという。

 フィリピン政府の統計によると、2006年には国内24の病院で、非血族関係間の生体腎移植が436件行われた。一方で、同時期の死体腎移植は36件に留まっていた。(c)AFP

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