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狂犬病感染のイヌに検疫所関係者かまれる、英国

  • 2008年04月27日 00:55 発信地:ロンドン/英国
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イラクの首都バグダッド(Baghdad)のカジミヤ(al-Kadhimiyah)地区で、ほえるジャーマンシェパード(2008年1月9日撮影)。(c)AFP/SABAH ARAR

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【4月27日 AFP】英国検疫所で3人が狂犬病に感染したイヌにかまれた。英健康保護局(Health Protection AgencyHPA)が26日、発表した。

 環境・食糧・農村省(Department for Environment, Food and Rural AffairsDEFRA)はそのイヌから狂犬病ウイルスが検出されたと発表した。このイヌと接触した可能性のある動物についても、検疫所をすでに離れたものも含めて現在全面的な検査が行われているという。

 このイヌは今月18日、スリランカから英国に到着し、イングランド南東部の検疫所で保護されていたが、24日に死亡した。

 狂犬病専門のHPAのディリス・モーガン(Dilys Morgan)医師は「検疫所と救援センターの関係者3人が狂犬病に感染したイヌにかまれたことを確認している。3人はただちにワクチン接種による適切な保護治療を受ける」とした上で、「狂犬病に感染した動物にかまれた場合でも、暴露後の早急な処置が発症防止に極めて有効だ」と述べた。

 英国で最後に狂犬病による死者があったのは1902年で、1922年には撲滅が宣言された。前年にはフランスとベルギーでも感染が確認されている。

 当局は英国内では依然狂犬病は確認されていないとし、感染拡大の危険性も極めて低いとしているが、感染した動物にかまれた場合は迅速な治療が必要だとしている。

 狂犬病は感染した動物が感染源となり、かまれると人間にも感染する。発病を防ぐにはワクチン接種が必要だが、接種を受けないとほぼ確実に死亡する。

 世界保健機関(World Health OrganisationWHO)の推計では狂犬病により南アジア、東南アジアを中心に年間4-7万人が死亡している。(c)AFP

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