【4月6日 AFP】韓国南西部、首都ソウル(Seoul)から南西約250キロの井邑(Jeongeup)のアヒル農場で鳥インフルエンザの感染が確認された。5日、農林省が明らかにした。被害拡大の懸念が広がっている。

 この農場では前月31日から1万2500羽の半数が死亡しているという。3日前にはこの農場から27キロ離れた養鶏場で韓国で今年初めての高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスが検出されている。

 韓国で鳥インフルエンザの感染が確認されたのは2007年3月以来初めて。韓国では2006年11月から2007年3月に7件の感染が確認され、日本、香港、台湾などへの輸出を一時的に停止していたが、2007年6月に国際獣疫事務局(OIE)が安全を確認していた。(c)AFP