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国際環境NGO、ナノ食品の安全性に懸念

  • 2008年03月12日 11:06 発信地:パリ/フランス
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2007年11月8日、米ロサンゼルス(Los Angeles)のスーパーマーケットで食品を選ぶ買い物客。(c)AFP/Getty Images/David McNew

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【3月12日 AFP】国際環境NGO「Friends of the Earth EuropeFoEE)」は11日、欧州の法の抜け穴によって、食品業界で使用されるナノスケール物質の健康、環境面での不安が広がっているとの見方を示した。

 FoEEは記者会見で、EU域内で販売されているナノ物質を含むまたはナノテクノロジーによって作られた食品または食品関連製品のうち、健康、安全面での法的監視が不十分ものを「少なくとも」104品目特定した。リストには栄養補助食品、食品包装用フィルム・容器、抗菌キッチン用品、加工肉、チョコレート飲料などが含まれている。

 国際的には、数百種類のナノ食品が販売されている可能性があるという。

 ナノテクノロジーとはナノメートル(10億分の1メートル)の領域の物質を使う技術。ナノ粒子については、がんの新薬開発など科学・医療分野での有用性が期待され、詳細な基礎研究が行われている。

 ところが最近では、ナノ粒子は徐々に研究室を離れ、それを扱う人や消費者の安全性が吟味されているのかとの問題を解決することなく、一般領域に入りつつあるとFoEEは指摘する。

 FoEEは「適切な法によって安全性が確保されるまで、欧州人は食品やその容器に含まれる有害の可能性のある物質にさらされるべきではない。政策立案者は既存の法体系がナノテクノロジーという新分野を扱うにも適していると主張するのをやめ、現在の食品安全関連法のすき間の対応にできるだけ早く取り組むべきだ」としている。

 前月パリ(Paris)で記者会見を開いたフランスの科学者らは、吸入を通じて入ったナノ粒子が肺に影響を与えたり、日焼け止め剤に含まれるナノ粒子が傷口から皮膚に入って血液に影響を与えたりするなどの懸念を示している。(c)AFP

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