
【2月6日 AFP】葉酸(ビタミンB9)が不足すると老人性認知症の発症リスクが3倍になるという研究発表が5日の英医学学会(British Medical Association)専門誌に発表された。
韓国・全南大学校(Chonnam National University)のJin-Sang Yoon教授率いる研究チームは、痴呆症を発症していない高齢者518人を対象に、葉酸レベルを2年4か月にわたり追跡調査した。
この期間中に45人が認知症(うち34人がアルツハイマー病)を発症したが、そのグループでは葉酸レベルが極端に低く、年齢、身体的能力、アルコール飲酒、体重の変化といった諸要素よりも、葉酸レベルとの強い相関性が明らかになったとしている。
葉酸は、体内の細胞の生成には欠かせない物質で、ホウレンソウ、カブの葉、レタス、乾燥豆やエンドウ豆、一部の果物に含まれる。
毎日800マイクログラムの葉酸を摂取すると記憶力、言語能力などに改善が見られたとする研究結果が、2007年に英医学誌「The Lancet」で発表されている。米国が推奨する1日あたりの摂取量は400マイクログラムだ。
妊娠前から妊娠3か月までの期間に葉酸を摂取し続けると、生まれてくる子どもの脳や脊髄の障害発生率はゼロに近いという研究結果も報告されている。(c)AFP










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