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米ゲイ男性の間で新たな病原菌「MRSA」の脅威、拡大中

  • 2008年01月17日 15:32 発信地:ワシントンD.C./米国
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2006年10月5日、米サンフランシスコ(San Francisco)で手をつなぐ男性同性愛者。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan

【1月17日 AFP】性交渉を頻繁に行うゲイの男性は、異性愛者の男性に比べて、従来の抗生物質が効かないある種の菌に感染する危険性が極めて高くなるという。今週、米学術誌「内科年報(Annals of Internal Medicine)」(電子版)に発表された米カリフォルニア大学(University of California)の研究チームの研究結果により明らかになった。

 この菌は「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(methicillin resistant staphylococcus aureusMRSA)」と呼ばれるもので、同性間の性交渉で容易に感染するとされていることから、ゲイの男性たちは大きな脅威にさらされている。メチシリンはペニシリンに関連した抗生物質として、広く利用されているもの。

 研究チームを率いるサンフランシスコ総合病院(San Francisco General Hospital Medical Center)のBinh Diep氏は「この菌のは、ゲイの男性が性交渉で触れわせる肌の部分から感染することが多い」と指摘する。

 サンフランシスコの診療所の外来患者のカルテを調査したところ、性交渉のある男性同性愛者は、一般の人の13倍も感染しやすいことが分かった。医療記録から推計すると、米国で最も多く男性同性愛者が住むサンフランシスコのカストロ地区(Castro district)では、588人に1人がMRSAに感染しているとみられる。

 MRSAは親密な性交渉により最も容易に感染するとみられるが、軽いスキンシップや汚染されたものに触れることでも感染する可能性があるという。(c)AFP
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