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WHO 大規模な鳥インフル予防接種は時期尚早 予防接種の危険性にも配慮を

  • 2007年12月22日 23:27 発信地:ジュネーブ/スイス
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インドネシアのジャカルタ(Jakarta)で、鳥インフルエンザに感染して死亡した住民の自宅近くで予防接種を受けるニワトリ(2005年11月11日撮影)。(c)AFP/DEWIRA

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【12月22日 AFP】世界保健機関(World Health Organization)のデビッド・ヘイマン(David Heymann)事務局長補(感染症担当)は21日、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)予防のための大規模な予防接種は、この型のインフルエンザが世界的に流行すると証明されていないため、現時点では必要がないとの見解を発表した。

 ヘイマン事務局長補は記者会見で、「現時点ではH5N1の大規模な予防接種キャンペーンを開始すべきだという証拠はない」と述べ、大規模な予防接種は時期尚早との考えを示した。

 2003年以降、H5N1型ウイルスには340人が感染し、209人が死亡しているが、インフルエンザの大規模な流行を引き起こす恐れがあるウイルスにはH5N1型のほかにもH5型、H7型、H9型などがあり、その脅威はH5N1型に匹敵するという。

 事務局長補によると、多くの国が最初の予防措置の一環として大規模な予防接種を検討しているが、1976年に米国で多くの副作用を引き起こした豚インフルエンザの予防接種の例もあり、注意が必要だという。

「各国は、(予防接種の)大流行を防ぐ効果と副作用の危険性をよく見極める必要がある」(事務局長補)

 致死性のH5N1型ウイルスは、ヒトからヒトへはめったに感染しないが、専門家は、ウイルスが変異して感染力を増し、感染範囲を拡大して、世界的流行を引き起こすことを懸念している。(c)AFP

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