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WHO、鳥インフルエンザまん延を警告、各国に情報共有を呼び掛け

  • 2007年11月21日 05:09 発信地:ジュネーブ/スイス
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2007年11月5日、ジャカルタ(Jakarta)で色付けしたひよこを売る男性。(c)AFP/Bay ISMOYO

【11月21日 AFP】世界保健機関(World Health OrganizationWHO)は20日、鳥インフルエンザが数か月以内に世界中にまん延する恐れもあると警告し、加盟193か国に情報共有を呼び掛けた。

 マーガレット・チャン(Margaret Chan)事務局長はジュネーブ(Geneva)で行われた政府間会議の開会にあたり、「感染は数か月以内に世界中いたるところに広がる可能性がある」と警告。「薬剤耐性を持つウイルスの発生を監視する唯一の方法は、現在確認されているウイルスを共有することだ」と指摘した。

 ただしインドネシアは2006年12月にサンプルの共有を保留している。貧困国が欧米の研究機関にサンプルを無償提供しているにもかかわらず、生産されたワクチンを購入する余裕がないことを不服としているためだ。

 WHOが正式発表した最新の統計によると、2003年以降12か国で335人が発症し、死者206人を出した高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)では、インドネシアが最も大きな被害を受けている。

 鳥インフルエンザの感染源はこれまではすべて動物であるが、WHOは人から人へ感染する変異型が発生し、1919年に約4000万人の死者を出したスペイン風邪以来の大流行に発展する事態を懸念している。

 ジュネーブで出された提案では、インドネシアは情報提供とワクチンの利用を結びつけるよう求めている。

 WHOは事務局長への報告書で、事前購入もしくは先行契約の制度を提案している。WHOによると、この制度によって貧困国はある程度の数量のワクチンを確保できるという。

 WHOは2010年までに鳥インフルエンザ・ワクチンの生産量は年間450万本程度にまで増やせる可能性があるとしている。(c)AFP

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