2007年11月14日、英国イングランド東部サフォーク(Suffolk)州のレッドグレイブパーク農場(Redgrave Park Farm)付近で放し飼いにされているガチョウ。(c)AFP/BEN STANSALL
【11月15日 AFP】英当局は14日、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスと同型の恐れがある鳥インフルエンザが発生した英イングランド東部で、新たに4つの農場で家禽(かきん)類の処分命令を出した。
4か所とも、13日にウイルス感染が確認されたサフォーク(Suffolk)州レッドグレイブ(Redgrave)の鳥を放し飼いにしていた農場に近接しており、同農場の人の移動を通じて感染の恐れがあるとしている。
ただし、現段階ではいずれの場所でもウイルス発生は確認されておらず、処分は予防的措置だという。
当局は、今回のウイルス株について、過去半年間にドイツやチェコで確認されたものと関連があるとみている。
■クリスマス直前、七面鳥の流通に影響か
新たな処分命令に、クリスマスに七面鳥を食べる習慣のある英国では、市場に出回る七面鳥が不足するのではないかとの懸念が浮上している。
鳥インフルエンザの発生が確認された農場ではこれまでに約5000羽の七面鳥が処分されたほか、この農場から半径10キロの監視区域内では、登録されているだけでも七面鳥、ニワトリ、アヒル、ガチョウなど400万羽以上の家禽が飼育されているためだ。
こうした懸念に対し主要スーパーマーケットチェーン各社は、現時点では処分命令による影響はなく、七面鳥の売り上げも落ちていないと発表している。(c)AFP


