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市中感染型MRSAの原因を解明、米研究チーム

  • 2007年11月13日 04:12 発信地:パリ/フランス
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米フロリダ(Florida)州マイアミ(Miami)の病院で、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)対策として病室を消毒する職員(2007年10月17日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle

【11月13日 AFP】米国の研究チームは毒性の強い市中感染型メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が免疫系の攻撃を逃れる仕組みを科学的に解明し、11日論文を英医学雑誌「ネイチャー・メディスン(Nature Medicine)」に発表した。

 近年、従来の院内感染型MRSAとは異なる市中感染型のMRSA(CA-MRSA)が出現し、医療現場では世界的に不安が広がっている。感染すると重度の皮膚感染症や壊死性肺炎、骨髄炎、敗血症などを引き起こす。

 米国立アレルギー感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious DiseasesNIAD)のMichael Otto研究員率いるチームは、CA-MRSAがタンパク質の小片であるペプチドの一種をMRSAよりも大量に分泌することを突き止めた。

 さらに、このペプチドが赤血球や免疫細胞を破壊し、バクテリアの運動を活発にさせて病気の発症を助けることが、マウスを使った実験で立証されたという。

 欧州疾病予防管理センター(European Centre for Disease ControlECDC)は6月、MRSAなど院内感染型の感染症はEU域内を席巻する可能性があると警告している。(c)AFP/Getty Images/Joe Raedle

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