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【11月3日 AFP】薬剤耐性の結核菌とエイズウイルス(HIV)の同時感染がサハラ以南のアフリカ全域で猛威を振るい、感染症根絶に向けた世界的取り組みが頓挫の危機に瀕しているという報告が2日、発表された。
報告によると、現行の保健対策はすでに負担が大きく、現状での対応は不可能で、感染の拡大阻止に向け早急な措置が必要だという。
世界で4000万人といわれるHIV感染者の3分の1が同時に結核にも感染しており、両方に感染した人の死亡率は結核のみのケースと比べて5倍も高い。
また、HIV感染率が最も高い地域では多剤耐性結核菌(MDR-TB)および広範囲薬剤耐性結核菌(XDR-TB)の感染率が急増しており、状況はさらに悪化している。
世界保健機関(World Health Organisation、WHO)によると、毎年世界で900万人の結核感染者が新たに報告され、2005年には160万人が死亡した。
また、国連(United Nations、UN)およびWHOによると、現在、推定4000万人がHIVに感染しており、2006年に新たに感染した430万人のうち、65%にあたる280万人がサハラ以南のアフリカ諸国で感染しているという。2006年にエイズ(AIDS)関連の病気で死亡した人の数は290万人に上る。
国際児童基金(ユニセフ、UNICEF)によると、南アフリカでは乳幼児死亡の原因としてHIV感染が最も多く、全国の死亡者数の40-60%を占めるという。(c)AFP



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