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エイズ治療に新たな光明、ウイルス複製抑制する試薬を開発

  • 2007年10月26日 22:25 発信地:パリ/フランス
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インドのハイデラバード(Hyderabad)の国立病院で、エイズ感染の有無を血液検査する研究者(2006年11月30日撮影)。(c)AFP

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【10月26日 AFP】エイズ(HIV/AIDS)ウイルスをこれまでに前例のない方面から攻撃する試薬の開発を、フランス人研究者たちが進めている。25日、米国の無料電子ジャーナル「PLoSPublic Library of Science)」に研究報告が掲載された。

 研究チームを率いるのはフランス南部にあるInstitute of Molecular Genetics in Montpellier(モンペリエ分子遺伝学研究所)のJamal Tazi氏。

 この試薬は、ウイルスが感染細胞の遺伝情報を編集するいわゆる「スプライシング」を阻害することで、ウイルスの複製を抑制する。

 研究チームはIDC16と呼ばれる分子を用いて、SF2/ASFと呼ばれるタンパク質のスプライシングを阻害することに成功。これにより、ウイルスの複製開始を抑制した。

 実験では、多剤併用療法(カクテル療法)にすら耐性を持つ患者のウイルスサンプルを使った場合にも、IDC16によるウイルス複製の抑制が確認されたという。

 カクテル療法は1995年に導入された治療法で、エイズウイルスの表面に存在するgp120タンパク質を攻撃することにより、ウイルス複製を抑制する。数百万人の患者の命綱だが、エイズウイルスの変異により他の治療法が求められていた。

 研究プロジェクトを支援するフランスの国立科学研究センター(National Centre for Scientific ResearchCNRS)はプレスリリースの中でIDC16の効果について、「大いに期待できる」としている。(c)AFP

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