関連情報食品や商品の安全問題
歯ブラシにつけられた練り歯磨き。中国製の練り歯磨きから有毒物質が検出されたことも、同国製品の安全性が疑問視される要因となった(2007年7月17日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB
【8月9日 AFP】中国政府は8日、食品・医薬品業界に対する監視を強化するため、10億ドル(約1200億円)以上の資金を投入する方針を明らかにした。
食品・医薬品の安全性向上を目的に、中国では2005年に88億元(約1400億円)の予算が承認されていたというが、この事実はこれまで公にされてこなかった。中国製の食品や医薬品をめぐっては、現在世界中で安全性を疑問視する声が上がっており、中国政府は相次ぐ批判に対抗する術を探っている。
国家食品薬品監督管理局(State Food and Drug Administration)のYan Jiangying報道官が記者団に語ったところによると、同資金は、検査事務所や実験施設の改修および新規設置などに使用される予定。また、政府機関の権限を強化し、調査や取り締まりを実施することによって食品・医薬品の監視体制を改善するため、「特別の規則」も設けられたという。
予算の承認から2年近くも経過した今になって計画を発表したことについて同報道官は、「中国の食品や医薬品に対して国際社会から厳しい目が向けられる中での政府による防御策ではない」と述べる。
同報道官はまた、輸出される中国製の食品・医薬品の安全性向上に取り組むため、中国と米国の保健当局が定期的に会合を持つことを確認した。両国が共同で偽物の薬品の取り締まりにあたることも計画されているという。(c)AFP
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