写真は、クマタカが生息する北海道知床半島の付け根にある斜里町から見たオホーツク海。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA
【東京 8日 AFP】環境省は18日、熊本県で見つかった絶滅危惧種の野生のクマタカから、高病原性鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)を検出したと発表した。
共同通信が報じたところによると、このクマタカは、今年1月4日に熊本県相良村で保護された雌一羽。間もなく衰弱死したため、鳥取大学が環境省の委託を受け検査を行っていた。環境省は、クマタカが発見された地域周辺で、野鳥やフンの調査を予定している。
クマタカは、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定され、保護対策が行われている貴重な鳥。現在1800羽ほどが、北海道から九州にかけて生息しているとみられる。
西日本では、宮崎、岡山両県で今年1~2月にかけて4件連続で発生した鳥インフルエンザが終息し、今月1日までに鶏や卵の移動制限が解除されたばかりだった。
鳥インフルエンザでは、2003年末以降、感染した鳥との接触で世界中で160人が死亡している。日本では2004年1月に最初の発生が報告され、以来散発的に発生している。
写真は、クマタカが生息する北海道知床半島の付け根にある斜里町から見たオホーツク海。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA