【東京 6日 AFP】太めの厚生労働副大臣2人が、Webサイトを通じて自分たちのダイエット過程を公開することが明らかになり、話題を呼んでいる。 日本でも深刻化しつつある肥満問題に対し、同省が本格的な対策に乗り出すにあたり、副大臣らが「身をもって」肥満防止の大切さを訴えることになったという。
■それぞれの目標とともに、6か月間の「チャレンジ」を定期的に公開
ダイエットに挑むのは、厚生労働省の武見敬三副大臣(55)と石田祝稔副大臣(55)。同省のWebサイト内にある両氏のブログ「副大臣のメタボ退治」には、栄養技官の女性に腹囲を測定されている2人の写真が掲載されている。このブログで今後6か月にわたり、各氏の体重・腹囲測定結果とコメントが定期的に公開される予定だ。
武見・石田両副大臣は、ともに「メタボリック・シンドローム」、つまり内臓脂肪型肥満のため生活習慣病を引き起こしやすい状態と診断されている。
石田副大臣はブログ上で、「これから自分自身に挑戦状を突きつけ、その奮闘記を公表していくことにした」との初心を表明し、「毎日10分間歩く」「できるだけエレベーターではなく階段を使う」「ビールは1日1缶まで」など、今後取り組む内容を宣言。さらに「糖尿病などの有病者・予備軍の発症を抑制するという目標を達成する上で、メタボリックシンドロームの克服は重要な鍵だ」と述べている。現在は体重88kg、腹囲101.5cm。6か月後の目標として、体重82kg(6キロ減)、腹囲95.5cm(6センチ減)を目指すという。
一方、武見副大臣は、体重5キロ減、腹囲5センチ減が達成目標。「おいしい食べ物が大好きな私にとっては、大変厳しい努力が求められることになりそうだ」とブログ上で語りつつ、「菓子は1日に1回、1個まで」との決意を述べている。
■日本のメタボリック・シンドロームは940万人
日本でも近年は、肥満人口が増加している。全人口約1億2700万人のうち、940万人近くがメタボリック・シンドロームであるほか、1020万人がその予備軍と推計されている。
なお、両氏のブログ「副大臣のメタボ退治」は、http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/metabo/index.htmlで参照可能だ。
写真は肥満男性の腹部(2006年10月10日撮影)。(c)AFP/PAUL ELLIS
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