【ハノイ/ベトナム 13日 AFP】ハノイ(Hanoi)で開催されているアジア太平洋経済協力会議(APEC)では、鳥インフルエンザなど致死性の高い感染症のパンデミック(流行病)対策が重要議題の1つとなっている。参加国の複数の高官がAFPに語った。
■パンデミックは経済成長にも影響
中国のある高官は、「APECでは経済問題を重点的に協議するが、経済成長に大きな影響を与えるパンデミックも重要議題の1つとして急浮上してきた」とし、APECに対策協議の重要性を強調した。
また、米国代表団のあるメンバーは、「APECにおけるこれまでの協議や実験が、世界各国の流行病対策に大きく貢献している」と語った。その1つとして、APECは、世界保健機関(WHO)などの国際機関との連携のもと、6月に「パンデミックへの備え度」の点検と要改善点の洗い出しを行うための流行病対応訓練を実施した。
■2007年度は、さらに対策を強化
オーストラリアのAPEC担当大使であるDavid Spencer氏によると、各国高官は米中首脳も参加する今週末のAPEC首脳会議を前に、その結果を報告書にまとめたという。報告書では、一部の国において「脆弱性」が発見された。
「われわれは2007年度も、APEC参加各国の災害管理当局との連携を拡大して、訓練を続行する」
WHOは9月、鳥インフルエンザへの感染率が高いアジア太平洋地域においては、比較的新しい流行病への備えが不十分であるとの報告を行っている。
写真は、ダナン(Da Nang)の養鶏場を訪問し家禽の視察をする米国務省の担当者ら(2006年5月6日)。(c)AFP/HOANG DINH Nam
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