【東京 14日 AFP】農林水産省の発表によると、国内の肉牛から「牛海面状脳症(BSE)」感染例が報告された。
■すべて焼却処分に
国内でBSEの感染例が報告されたのは30件目。北海道の農場で飼育している牛にBSE試験を行ったところ、陽性反応を示したという。農水省は「感染牛については、誤って食肉や飼料などとして紛れ込むことのないよう、肉、内臓を含むすべてを焼却処分する」としている。これまで、自国の飼育牛からBSE感染例が報告されたのは、アジア地区では日本だけである。
■米国産輸入牛肉への影響は?
日本は米国にとって最大の牛肉輸出相手国だったが、ワシントン(Washington)州で肉牛のBSE感染が報告されたことを受け、2003年12月に輸入を停止した。2005年、2年半ぶりに輸入を再開したが、米国産輸入牛肉からBSE感染の危険性が高いとされる特定危険部位が含まれていたことから、再度輸入を停止。2006年8月に輸入を再開したばかり。なお米国と異なり、日本では食用となる全鳥獣類にBSE試験を義務づけている。
写真は新東京国際空港で米国産牛肉を検査する農水省動物検疫所の担当官(2006年8月7日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
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