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「1秒で装着可能」なコンドームが発売開始 - 南アフリカ

  • 2006年11月06日 14:17 発信地:南アフリカ
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写真は以前にエイズ拡散防止対策の一環として発売されたコンドーム(2004年6月13日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE

【ケープタウン/南アフリカ 6日 AFP】南アフリカの男性が、1秒で装着できるコンドームを開発した。装着に手間取ってムードをぶち壊してしまうという従来のコンドームが抱える問題を解消する画期的な商品として、このほど南アフリカで発売が開始された。

■手間かからず、「ムードを壊さない」

 ケープタウン在住のWillem van Rensburgさんが開発した「プロント・コンドーム(Proto Condom)」はパッケージが真ん中で2つに割れ、この割れ目にペニスをあてがって両側を引っ張るだけで装着が完了する。従来品は、パッケージを破って正しくフィットさせるという手順を踏まなければならなかった。
「(装着にかかる手間で)ムードが半減するという、従来品の問題を一挙に解決する」とRensburgさんは語る。

 プロント・コンドームの開発に協力した投資家のRoelf Mulderさんは5日、AFPのインタビューに対し、「装着には1秒、遅い人でも3秒とかからない」と胸を張った。速攻装着のヒミツは、パッケージの内部に仕掛けられたプラスチック製のフックにある。このフックが、パッケージの両側をペニスの根本まで引っ張る際にコンドームのゴムを伸ばしてくれるというわけだ。

■エイズなど、性感染症防止にも効果

 Rensburgさんは、エイズ(AIDS/HIV)ウイルス感染者が世界最多の南アフリカにおいて「なぜコンドームを着けたがらないのか」について研究し、「ムードを壊すから」と答える男性が多かった点にヒントを得て、この製品のアイデアを思いついたという。

「プロント・コンドームは性感染症防止にも効果があります」とMulderさん。使用済みのコンドームを裏返して再利用したり、誤って表裏逆に装着した場合、ウイルスに感染する率が高くなるが、同製品には誤装着防止のための印とくぼみが施されている。

 2人はこのコンドームで、南アフリカ標準局(South African Bureau of Standards)の2002年度デザイン賞を獲得。Rensburgさんは米国をはじめとする複数の国で特許を取得した。製造拠点はケープタウン郊外のステレンボッシュ(Stellenbosch)にあるが、現時点では国外で販売する計画はないという。

 なお、プロント・コンドームは、国内の薬局や小売店で従来品と同じ価格で販売される。

 写真は以前にエイズ拡散防止対策の一環として発売されたコンドーム(2004年6月13日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE
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