写真は千葉・浦安のホテルでレストランのメニューを披露するミッキーマウス(Mickey Mouse)とミニーマウス(Minnie Mouse)(2000年7月4日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO
【ロサンゼルス/米国 17日 AFP】ウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)は、ディズニーランド(Disneyland)などの施設で販売される食品および同社のライセンス食品について、2年以内に脂肪分と糖分をカットすると発表した。同社は、心臓疾患の原因ともなるトランス脂肪(Trans fat)の除去も含めた肥満予防食品や健康食品の開発に名乗りを上げたことになる。
■2008年までに「トランス脂肪」をゼロに
同社のロバート・A・アイガー(Robert A. Iger)社長兼CEOは、「ディズニーブランドとディズニーキャラクターは、子どもにも親にも人気があるという強みがあり、健康食品の提供にあたっては、その強みを利用できる」と語った。
今回発表された食品開発計画では、同社のテーマパークで販売される食品については2007年末までに、ライセンス食品とプロモーション用食品については2008年末までにトランス脂肪分をゼロにする。
トランス脂肪は、植物油に水素を混ぜた時に合成される物質で、米食品医療品局(Food and Drug Administration、FDA)によると、「悪玉」コレステロールを増やし、冠状動脈性心臓病を疾患する可能性が高くなるという。FDAは目標数値のガイドラインを作成しており、「このガイドラインは米国向けだが、今後数年以内に海外の市場にも適用されることになるだろう」と同社はみている。
■商標などの使用にガイドラインを設定
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、ディズニーの商標とキャラクターの使用を「ガイドラインの条件(カロリー、脂肪、飽和脂肪、糖分の目標値)を満たした子ども向け製品に限る」としている。さらに、カロリー制限とともに、脂肪分については「スナック菓子ではカロリーの35%以下、スナック菓子以外ではカロリーの30%以下」、糖分については「スナック菓子ではカロリーの25%以下、スナック菓子以外ではカロリーの10%以下」と規定している。
同社はすでに、FDAのガイドラインにのっとったインスタントのオートミール(「Mr.インクレディブル(The Incredibles)」「キム・ポッシブル(Kim Possible)」のキャラクターを起用)の開発に着手しているという。
写真は千葉・浦安のホテルでレストランのメニューを披露するミッキーマウス(Mickey Mouse)とミニーマウス(Minnie Mouse)(2000年7月4日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO