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ダビンチの弟子が描いた?『モナリザ』の最古の模写を展示 プラド美術館

  • 2012年02月23日 14:03 発信地:マドリード/スペイン
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プラド美術館(Prado Museum)に展示されたレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の『モナリザ(Mona Lisa)』の模写(2012年2月21日撮影)。(c)AFP/DOMINIQUE FAGET

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【2月23日 AFP】スペインのプラド美術館(Prado Museum)は21日、レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の『モナリザ(Mona Lisa)』の最古のものとされる模写を一般公開し、同美術館には終日大勢の観覧者が詰めかけた。この絵はダビンチの弟子の1人が師匠の傍らで真似て描いたものと考えられるという。

 同美術館が1819年の設立以来所蔵しているこの模写作品は、ごく最近まで、ダビンチの死後かなり経ってからの作品と考えられてきた。この絵の重要性が明らかになったきっかけは、本物のモナリザを所蔵し、ダビンチ展の準備を進めていたパリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)が2年前、同展に展示するためプラド美術館に模写の調査と準備を依頼したことだった。

 この作品は背景が黒く塗られていたが、修復作業により黒い絵の具が取り除かれた絵の背景には、オリジナルの絵とよく似た風景が描かれていた。

 修復作業では、模写に加えられた複数の変更点が、オリジナルの制作が進展していった過程と似ていることも明らかになった。プラド美術館のガブリエル・フィナルディ(Gabriele Finaldi)副館長は、絵をルーブルのモナリザの「双子」と称した上で、「この絵の作者は、まるでダビンチの傍らで描いているようだ」と述べた。

■作者は誰か

 作者が誰なのかは分かっていない。だが、プラド美術館のイタリア・ルネサンス絵画主任キュレーター、ミゲル・ファロミール(Miguel Falomir)氏は、当時ダビンチの工房で働いていた画家見習いのサライ(Salai)かフランチェスコ・メルツィ(Francesco Melzi)だった可能性があると指摘した。「2人はダビンチに最も近い画学生であり、ダビンチの後継者でもあった」(ファロミール氏)

 模写作品は、3月12日までプラド美術館で展示されたあと、ルーブル美術館で3月29日に開幕するダビンチ展で本物のモナリザと並べて展示される予定。(c)AFP/Elodie Cuzin

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