新たに発見されたダ・ヴィンチ絵画、ロンドンで公開へ
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【7月12日 AFP】イタリア・ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)の作品であることが新たに特定された絵画が、ロンドン(London)で年内に公開されることが決まった。作品の価値は2億ドル(約160億円)と推計されている。ロンドンのナショナルギャラリー(National Gallery)が発表した。
この絵画、「Salvator Mundi」(救世主)は1500年ごろの作品で、球体を手に持つキリストが描かれている。筆遣いと使用された絵の具から、ダ・ヴィンチの作品であることが特定された。11月に行われるダ・ヴィンチの展覧会の一部として公開される予定だ。
英オックスフォード大学(University of Oxford)のマーティン・ケンプ(Martin Kemp)名誉教授(美術史)は、「このような絵を描いた弟子はいないし、ダ・ヴィンチの追随者たちの中にもいない」と語る。「レオナルドの新しい絵だ、センセーショナルだよ。初公開がロンドンで行われるのは喜ばしい」
この絵画、かつてはイングランド王、チャールズ1世(King Charles I)が所有していたこともある。現在は、米国の美術商組合が所有しているが手放すつもりは全くないという。(c)AFP
この絵画、「Salvator Mundi」(救世主)は1500年ごろの作品で、球体を手に持つキリストが描かれている。筆遣いと使用された絵の具から、ダ・ヴィンチの作品であることが特定された。11月に行われるダ・ヴィンチの展覧会の一部として公開される予定だ。
英オックスフォード大学(University of Oxford)のマーティン・ケンプ(Martin Kemp)名誉教授(美術史)は、「このような絵を描いた弟子はいないし、ダ・ヴィンチの追随者たちの中にもいない」と語る。「レオナルドの新しい絵だ、センセーショナルだよ。初公開がロンドンで行われるのは喜ばしい」
この絵画、かつてはイングランド王、チャールズ1世(King Charles I)が所有していたこともある。現在は、米国の美術商組合が所有しているが手放すつもりは全くないという。(c)AFP