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米メディア大手4社、『ライ麦畑』続編の出版差し止めに反論

  • 2009年08月08日 20:09 発信地:ニューヨーク/米国
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  • 米作家J.D.サリンジャー氏が死去
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米ニューヨーク(New York)で競売大手サザビーズ(Sotheby's)のオークションに出品された、米作家J・D・サリンジャー(J.D Salinger)氏が18歳のジョイス・メイナード(Joyce Maynard)さんに送った直筆の手紙14通。子どもの学費をつくるためメイナードさんが競売にかけたもの(1999年6月22日撮影)。(c)AFP/SOTHEBY'S

【8月8日 AFP】小説家J・D・サリンジャー(J.D. Salinger)氏の著作『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』の続編と銘打った小説が米国内での出版差し止めを命じられたことに対し、ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙など米主要メディア4社は7日、差し止め命令の撤回を求める意見陳述書を連邦裁判所に提出した。

 米連邦第2巡回区控訴裁判所に意見陳述書を提出したのは、ニューヨーク・タイムズ社とAP通信(Associated Press)社、ガネット(Gannett)社、トリビューン(Tribune)社の4社。米メディア4社は、言論の自由が合衆国憲法と社会的常識によって保障されていると述べ、控訴裁判所に対し、7月の連邦地裁による同小説の出版差し止め命令の撤回を求めた。

 7月1日にニューヨーク(New York)連邦地裁は、スウェーデンの小説家、Fredrik Colting氏の著作『60 Years Later: Coming Through the Rye』が、サリンジャーの著作からあまりに多くの内容を借用しているとして、出版の差し止めを命じていた。

 米紙大手4社は、意見陳述書で「著作と登場人物について論評を加えることを認めない、隠とん生活を送る作家の要望を満たさないことによる唯一の損害は、作家のプライドを傷つけるという点のみである。実質的な金銭的損害は無い」と反論し、「差し止め命令は社会的な常識に反しており、このような非常識がルールとなるべきではない」と述べた。(c)AFP

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