【12月12日 AFP】世界的ベストセラー小説『ハリー・ポッター(Harry Potter)』シリーズの映画版撮影で使用された小道具や衣装の展覧会が、09年4月に米国のシカゴ科学産業博物館(Chicago Museum of Science and Industry)で開催される。展覧会主催者が11日、発表した。

 この企画展「Harry Potter: The Exhibition」で、ハリー・ポッターのファンたちは小道具や衣装を実際に目にすることができると、映画シリーズのプロデューサーを務めたデヴィッド・ヘイマン(David Heyman)氏は言う。「映画の制作スタッフは撮影セットや小道具の細部に創意工夫を凝らし楽しんでいた。この展覧会の来場者にも、同じように楽しんでもらいたい」

 広さ930平方メートルの会場には、ハグリッド(Hagrid)の小屋や、グリフィンドール(Gryffindor)寮の休憩室など、映画に登場する有名な場面のセットが再現される。

 入場券はすでに発売を開始。展覧会は09年9月7日に終了し、その後は世界各地を巡回する。シリーズ最終作の撮影終了後は、展示に最終作の小道具や衣装も加えられる予定だ。(c)AFP