エジプトのテルバスタ(Tell Basta)で発掘されたラムセス2世(Ramses II)像の頭部(2008年9月24日、エジプト考古最高評議会提供)。(c)AFP/SUPREME COUNCIL OF ANTIQUITIES
【9月25日 AFP】エジプトのファルーク・ホスニ(Faruq Hosni)文化相は24日、首都カイロ(Cairo)から北へ80キロのテルバスタ(Tell Basta)で、古代エジプト国王ラムセス2世(Ramses II)の巨像の頭部が発見されたと発表した。
テルバスタはナイル川東岸デルタ地帯(Nile Delta)の遺跡。通常の発掘作業中に、花こう岩でできた高さ76センチの頭部が見つかった。鼻の部分が損傷し、あごひげ部分はなくなっていた。
エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities、SCA)の事務局長を務めるザヒ・ハワス(Zahi Hawass)博士は「近くにラムセス2世の大神殿があったことを示しており、重大な発見だ」と述べた。
テルバスタでは現在、大規模な開発計画が進行中で、博物館とビジターセンターの建設が進んでいる。
ラムセス2世は紀元前1304年から紀元前1237年まで、約68年間ファラオとして君臨し、90歳で没したとされ、エジプト中に自らの功績をたたえる遺跡を残した。ラムセス2世のミイラはカイロにあるエジプト考古学博物館に展示され、多くの観光客を集めている。(c)AFP
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