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小説「銀河ヒッチハイク・ガイド」シリーズ新作、2009年秋に出版

  • 2008年09月20日 10:15 発信地:ロンドン/英国
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映画『銀河ヒッチハイク・ガイド(The Hitchhiker's Guide to the Galaxy)』のプレミア上映会に出席した、アーサー・デント(Arthur Dent)役のマーティン・フリーマン(Martin Freeman、右)とトリリアン(Trillian)役のズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel、2005年4月20日撮影)。(c)AFP/CARL DE SOUZA

【9月20日 AFP】世界的ベストセラーとなったSF小説「銀河ヒッチハイク・ガイド(Hitchhiker's Guide to the Galaxy)」の新作が発売されることになった。出版元ペンギン(Penguin)が18日、発表した。

 原作者の故ダグラス・アダムス(Douglas Adams)氏は2001年に死亡している。そのため今回は、アイルランドの作家オーエン・コルファー(Eoin Colfer)氏(43)がアダムス氏の夫人、ジェーン・ベルソン(Jane Belson)さんの許可を得て、シリーズ6作目となる新版を書く。

 新版のタイトルは「And Another Thing...」。「DON'T PANIC!」と書かれた電子ガイドブックを手に宇宙を旅するアーサー・デント(Arthur Dent)の冒険の続きが描かれる。

 10代の少年の天才的犯罪を描いた「アルテミス・ファウル(Artemis Fowl)」シリーズが有名なコルファー氏は、アダムス氏のオリジナルを風刺に飛んだ天才的な作品だと表現し、出版元から今回の話を聞いたときには「恐怖を覚えた」と語った。

「わたしの最初の反応は、この見事なシリーズに誰かが手を加えることが許されるのかという怒りにも似たものだった。しかし、ダグラス・アダムスのスピリットを守りながら、子どものころから大好きだった登場人物たちに、自分なりのせりふを言わせることができるという素晴らしいチャンスをもらったんだと考えるようになった」

 ベルソンさんはコルファー氏が引き受けてくれたことをとても喜んでいるという。「コルファー氏の本が好きで、彼以上の人物は思い浮かばなかった。わたしも全面的にサポートします」

 アダムス氏は1970年代後半、英国放送協会(BBC)のラジオドラマとして、ガイドの編集者フォード・プリーフェクト(Ford Prefect)、2つの頭を持つゼイフォード・ビーブルブロックス(Zaphod Beeblebrox)、憂うつなロボットのマーヴィン(Marvin)が登場するストーリーを書いた。

 その後、シリーズ化し、「銀河ヒッチハイク・ガイド」「宇宙の果てのレストラン(The Restaurant at the End of the Universe)」「宇宙クリケット大戦争(Life, the Universe and Everything)」「さようなら、いままで魚をありがとう(So Long And Thanks for all the Fish)」「ほとんど無害(Mostly Harmless)」と、小説として第5作まで出版され、舞台化や映画化もされた。

 小説は35か国語に翻訳され、世界で1600万部を売り上げた。

 新作は2009年10月の発売を予定している。

 コルファー氏は決意を語った。「このチャンスは神からの贈り物だ。この作品を、これまでわたしが書いたものの中でも最高傑作にしなければならない」(c)AFP

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