イタリア人画家ティツィアーノ(Titian)の作品『ディアナとアクタイオン(Diana And Actaeon)』(2008年8月28日提供)。(c)AFP/National Gallery of Scotland lent by the Duke of Sutherland 1945
【8月29日 AFP】(一部訂正)英国の2つの大手美術館がルネサンス期の名画を購入するため、4か月間で5000万ポンド(約100億円)を集めようと必死になっている。
この絵画は、ルネサンス期に活躍したイタリア人画家ティツィアーノ(Titian)の作品『ディアナとアクタイオン(Diana And Actaeon)』で、現在エディンバラ(Edinburgh)にあるスコットランド国立美術館(National Gallery of Scotland)に展示されている。
所有者はスコットランドでも最も裕福な貴族のひとり、サザーランド公爵(Duke of Sutherland)だが、公爵は作品の売却を考えており、スコットランド国立美術館とロンドン国立美術館(National Gallery, London)に5000万ポンドという「格安価格」での取引を提案したのだ。この作品が市場に出されれば、少なくとも1億ポンド(約200億円)の値が付くと、専門家はみている。
スコットランド国立美術館のジョン・レイトン(John Leighton)館長は、BBCに対し、この作品を個人バイヤーが買い取れば計り知れない損失になると語っている。「ルーブル(Louvre)美術館から『モナリザ(Mona Lisa)』がなくなり、フィレンツェ(Florence)のウフィツィ美術館(Uffizi Gallery)からボッティチェリ(Botticellis)の作品がなくなるようなものだ」
サザーランド公爵は、2美術館への売却期限を年末に指定している。(c)AFP
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