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ゲッティ美術館、古代ローマの石棺入手 初の一般公開へ

  • 2008年06月07日 20:08 発信地:ロサンゼルス/米国
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米ロサンゼルス(Los Angeles)のJ.ポール・ゲッティ美術館(J.Paul Getty Museum)のマリブ(Malibu)にある別館「ゲッティ・ヴィラ」(Getty Villa)のアトリウム(2006年1月24日撮影)。(c)AFP/ROBYN BECK

【6月7日 AFP】米ロサンゼルス(Los Angeles)のJ. ポール・ゲッティ美術館(J. Paul Getty Museum)は5日、大宴会の様子が描かれた3世紀の古代ローマ(Rome)時代のサルコファガス(石棺)を入手したと発表した。

 ゲッティ美術館は世界で最も裕福な美術館。同美術館によると、このサルコファガスは、ローマ時代の重要なレリーフ作品の1つで、「Sarcophagus Representing a Dionysiac Vintage Festival(ディオニュソスのワイン収穫祭が描かれたサルコファガス)」と呼ばれる。

 その出所は19世紀、ローマのVilla Rondininiまでさかのぼることができるという。1852年、ローマに駐在していたフランス大使Francois de Corcelle氏が購入し、その後は同氏の一族が所有していたが1994年にロンドン(London)で行われた競売大手クリスティーズ(Christie's)の競売に出品され、落札後は個人コレクションとなっていた。

 マリブ(Malibu)にある同美術館の別館で12日、初めて一般公開されることになる。

 同美術館のマイケル・ブランド(Michael Brand)館長は声明で、「サルコファガスのレリーフ彫刻の質、保存状態、そして生き生きとしたテーマによって、当美術館の古代コレクションは新たな段階に入るだろう」と述べた。同美術館は購入金額については言及しなかった。

 サルコファガスには古代ローマ人の日常生活、祭り、信仰などに加え、愛の神エロスを表す有翼の少年たちがブドウを収穫し、踏みつぶす様子も描かれている。(c)AFP
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