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古ぼけた杯はペルシャの宝飾品、競売に 英国

  • 2008年05月29日 06:38 発信地:ロンドン/英国
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競売に出品される古代の黄金杯の正面から見た写真と横から見た写真。杯には2つの女性の頭部の形が装飾されている(2008年5月28日入手)。(c)AFP PHOTO/DUKES AUCTIONEERS

【5月29日 AFP】英国南西部ドーチェスター(Dorchester)の競売会社Duke'sで6月5日、古代の黄金杯が50万ポンド(約1億370万円)で競売にかけられる。

 この黄金杯は、くず鉄業者のJohn Webberさん(70)が1945年に祖父から譲り受けたもので、長い間、Webberさんのベッド下の靴箱に入れてあった。杯は高さ14センチで反対方向を向いた2つの女性の頭部の形が装飾されており、周りにはヘビの模様が施されている。杯は長らく真ちゅう製と考えられていた。

 2007年、Webberさんが引っ越しを機に杯を鑑定してもらったところ、1枚の黄金の板から作られた紀元前数百年前の貴重な古代ペルシャの宝飾品であることが分かった。

 専門家によると、杯の製造方法や構造からみて、紀元前3世紀から4世紀のアケメネス朝ペルシャ時代の金や金細工と一致するという。

 朝刊紙ガーディアン(Guardian)によると、Webberさんの祖父は古美術品の目利きで、英国南西部のTauntonで貿易業に精を出すかたわら、さまざまな古美術品を集めたのだという。

 黄金杯の入手先について「神のみぞ知る。祖父は何も言わなかった」と語ったWebberさんは、幼少時代にはこの黄金杯を空気銃の射撃の的にしていたことも明らかにした。(c)AFP
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