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「裸で展示はけしからん」、マンチェスター博物館 ミイラに服を着せる

  • 2008年05月22日 18:13 発信地:ロンドン/英国
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フランス東部リュネビル(Luneville)で公開されたコプト教徒のミイラ(2007年11月28日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JEAN-CHRISTOPHE VERHAEGEN

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【5月22日 AFP】英国のマンチェスター博物館(Manchester Museum)は21日、展示品の古代エジプトのミイラに「布をかぶせた」ことを明らかにした。「裸で展示するとはけしからん」との意見が多数寄せられたためという。

 同館では定期的に来場者からアンケートを取っているが、「裸のミイラを見せることに公共的価値や教育的価値はあるのか」「ミイラにもっと敬意を払うべき」とのコメントが数か月前から非常に多く寄せられるようになった。対策として、展示中のミイラ11体のうち、全裸の2体と半裸の1体に布をかぶせたという。 

 ただしこれは暫定措置で、今後、来場者などから広く意見を集め、最良の展示方法を決めたいとしている。

 同館によると、特に米国、オーストラリア、ニュージーランドからの来場者の間で、人体の展示に関する意識が変わってきており、「なぜエジプトのミイラだけ扱いが違うのか」との疑問が寄せられるようになっているという。

 今回の決定について同館のウェブログにはエジプト学者などから「まったくの見当違い」「誤解だ」「古い考え方だ」といった反対意見も多く寄せられている。

 マンチェスター古代エジプト学会(Manchester Ancient Egypt Society)のボブ・パートリッジ(Bob Partridge)会長は、「あまりのばかばかしさに言葉も出ない」とあきれ顔だ。「マンチェスター博物館が『来場者への知の提供』という目標を今後も掲げるつもりなら、ミイラに布をかぶせるのは目標達成の妨げになるばかりか、博物館自体が笑いものにされることになるだろう」(c)AFP

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