【12月21日 AFP】チャーリー・チャップリン(Charlie Chaplin)が晩年を過ごしたスイスの自宅が、チャップリンの記念博物館になることが、20日に明らかになった。

 レマン湖を見下ろすヴェヴェイ(Vevey)にあるこの自宅は、チャップリンが1977年12月25日に亡くなるまで25年を過ごした場所。その後は、息子のユージーン(Eugene)さんが昨年まで住んでいた。

 今回、3500万フラン(約34億円)でルクセンブルクの投資家らに売却され、博物館に姿を変える。チャップリンに関する品々を展示するほか、200席の上映ルーム、みやげ物店やレストランも併設されるという。この売却は、スイス当局の認可が下りて正式決定となる。

 先日、この自宅が1日だけ一般に向けて初公開された際には、8000人もの来場者を記録した。(c)AFP