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ベラスケスの『鏡のヴィーナス』、プラド美術館での展覧会のためスペインに凱旋帰国

  • 2007年11月20日 19:39 発信地:マドリード/スペイン
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2007年11月19日、プラド美術館(Prado Museum)に展示されたスペイン人画家ディエゴ・ベラスケス(Diego Velazquez)の『鏡のヴィーナス(The Toilet of Venus)』。(c)AFP/Philippe Desmazes

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【11月20日 AFP】スペイン人画家ディエゴ・ベラスケス(Diego Velazquez)の最も有名な作品のひとつ『鏡のヴィーナス(The Toilet of Venus)』が、マドリード(Madrid)のプラド美術館(Prado Museum)で行われる展覧会のため、ロンドン(London)のナショナル・ギャラリー(National Gallery)から貸し出された。

 17世紀に活躍したベラスケスの作品を中心にした展覧会「Velazquez's Fables. Mythology and Sacred History in the Golden Age(ベラスケスの寓話:黄金時代の神話と秘史)」は、2008年2月24日まで開催され、同画家の28作品が展示される。

 ベラスケスが女性の裸体を描いたものとしては現存する唯一の作品である『鏡のヴィーナス』には、背中を見せて横たわる裸の女性が、天使が持つ鏡に自分を映す姿が描かれている。別名である『ロークビーのヴィーナス(The Rokeby Venus)』は、19世紀に英国人ジョン・モリット(John Morritt)が、ヨークシャー(Yorkshire)州ロークビー・パーク(Rokeby Park)の自宅に同作品を保管していたことに由来する。

 展覧会を運営するザビエル・ポルタス(Javier Portus)氏は、「この作品は19世紀にスペインを離れてから、わが国の伝説となった」と語った。

 展覧会にはほかにも、同時代からそれよりも少し前に活躍したティツィアーノ(Titian)、カラヴァッジオ(Caravaggio)、ルーベンス(Peter Paul Rubens)、ニコラ・プッサン(Nicolas Poussin)、エル・グレコ(El Greco)の作品、合計24点も展示される。ポルタス氏によればベラスケスは、欧州の絵画、ベネチア絵画、ルーベンスらフランドル派の画家と比較することにより、その真価がわかるという。
 
 10月、プラド美術館は新館をオープンさせた。同美術館の200年にわたる歴史の中で、最も大規模かつ革新的な増築であり、1000点の常設展示に加え、新たに400点を展示できるスペースが確保された。(c)AFP

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