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「死んだヘンリー王子」の彫像、ロンドンのアートフェアに登場

  • 2007年10月06日 16:51 発信地:ロンドン/英国
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2007年8月31日、ロンドン(London)にある陸軍近衛騎兵連隊の礼拝所Guards’ Chapelで行われたダイアナ元妃没後10周年の追悼式に出席するヘンリー王子(Prince Harry)。(c)AFP/WPA/JOHNNY GREEN

【10月6日 AFP】英国のヘンリー王子(Prince Harry、23)がイラクへ派兵されて戦死した場合、どのような姿になるか?--それをリアルに表現した彫像が、ロンドン(London)で11日から開催される「ブリッジ・アートフェア(Bridge Art Fair)」に登場するという。

「ヘンリー王子の死、マイサン(Maysan)州の殉教者」と題されたこの彫像は、米彫刻家ダニエル・エドワード(Daniel Edwards)氏が手掛けたもの。同氏はこれまで、歌手ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)がクマの毛皮の上で出産している様子や、俳優トム・クルーズ(Tom Cruise)とケイティ・ホームズ(Katie Holmes)の間に生まれた女児スーリ(Suri)ちゃんの「最初の排便」などをテーマにしたユニークな彫像作品を発表している。

 彫像の大きさは王子と等身大。軍服を着た王子が仰向けになり、母親の写真が入ったロケットを握りしめ、聖書の本の上に頭を乗せており、ブーツの上にハゲワシが1羽、止まっている。両耳がそがれているのは、あるイラクの武装勢力指導者が王子の祖母の女王エリザベス2世(Queen Elizabeth II)に宛てて、「王子の両耳をそいで送り返す」という脅迫状を送ったことを暗喩している。

 チャールズ英皇太子(Prince Charles)と故ダイアナ元妃(Princess Diana)の次男であるヘンリー王子は、兄のウィリアム王子(Prince William)と同様、英国陸軍部隊に所属している。軍当局は当初ヘンリー王子をイラクに派遣する方針だったが、2007年初頭、イラク状勢の悪化を理由に王子のイラク派遣を見合わせることを明らかにした。

「ヘンリー王子の“魂”は、派兵されないと告げられた日に死んだに違いない。この彫像はそのことを表現したものだ」とエドワード氏は話している。(c)AFP

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