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「インディ・ジョーンズ」が持ち去ったインカの遺産、ペルーに返還

  • 2007年09月18日 18:58 発信地:ニューヨーク/米国
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米国ののみの市で押収された、インカ帝国(Inca)以前のナスカ文明期にあたる西暦1400年ごろの革製のポンチョ(ペルー領事館提供、撮影日時不明)。(c)AFP/PERUVIAN CONSULATE IN MIAMI

【9月18日 AFP】映画シリーズ「インディ・ジョーンズ(Indiana Jones)」の主人公を地で行くような人物が、約100年前にインカ帝国(Inca)の古代都市マチュピチュ(Machu Picchu)から持ち去った文化遺産数千点が、現在の保管先の米エール大学(Yale University)からペルー政府に返還されることが決まった。

 エール大学の歴史学教授だったハイラム・ビンガム(Hiram Bingham)は1911年、アンデス山脈を探検中にマチュピチュの遺跡を発見。遺跡はその後、1500年代に建造されたインカ帝国の古代都市跡であることが判明した。ビンガムはインディ・ジョーンズのモデルのひとりと言われる。

 その後5年間で、ビンガムはミイラ、陶磁器、遺骨、芸術品など数千点を米コネティカット州(Connecticut)にあるエール大学に持ち帰っていた。

 先週末、エール大学とペルー政府は共同声明を発表。数か月にわたる交渉の結果、エール大学は発掘品がすべてペルー側に所属すると認め、返還することで合意していた。

 合意内容によると、ペルー側はクスコ(Cuzco)に博物館と研究センターを新設し、返還される4000点の文化遺産を保管、エール大学がアドバイザーとして参画する。これに先立ち、世界で巡回展示を行って文化遺産を紹介する。

 博物館はビンガムのマチュピチュ遺跡発見からちょうど100年目にあたる2011年に開館予定。マチュピチュは現在、ペルー最大の観光地となっている。(c)AFP

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