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米国立博物館、先住民指導者Sitting Bullの遺品を子孫に返還

  • 2007年09月18日 13:55 発信地:ワシントンD.C./米国
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2006年5月22日、「Jerusalem Day」を記念してイスラエルの首都エルサレム(Jerusalem)を訪問したアメリカ先住民ラコタ(Lakota)族のTwo Bears族長(右)。(c)AFP/PEDRO UGARTE

【9月18日 AFP】米国立自然史博物館(National Museum of Natural History)が、伝説的なアメリカインディアンSitting Bullの「髪の束」と「ゲートル」を子孫に返還すること決定した。これらの遺品が、Sitting Bullの死亡に際して軍医によって盗み出されたものだと判明したためだという。

 同博物館のBill Billeck氏は、法に従い所蔵品の調査を進めている過程で、これらが不適切な方法で入手されたものだと判明したと語っている。

 モンタナ(Montana)州で展開されたリトルビッグホーンの戦い(Battle of Little Bighorn)で1876年にジョージ・カスター(George Custer)将軍を破ったことで知られるラコタ(Lakota)族の指導者Sitting Bullは、米軍部隊とアメリカインディアンの戦いとしては最後の主要な戦いとなったウーンデッド・ニーの戦い(Battle of Wounded Knee)の2週間前、1890年12月15日に殺害された。

 その後、Sitting Bullの遺体が軍の施設に運ばれた際、Horace Deeble医師が髪の束とゲートルを入手。6年後に国立自然史博物館の手に渡ったという。

 Billeck氏によると、髪の束は編み込まれていて、 長さは約40センチメートル。また、ゲートルは羊毛製で、当時のインディアンが使用していた伝統的な型だという。同氏は「Deeble医師が不法に取得したのは髪の房とゲートルだけだと認識している」と語っている。

 遺品の返還を求めていたSitting Bullのひ孫、Ernie LaPointeさんは、「返還によってSitting Bullやラコタ族の直系、傍系の親族の心が癒されることを望む」と語り、返還の決定に感謝の意を表明している。(c)AFP

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