2007年8月2日にイタリア文化省により公表された「アフロディーテ(Aphrodite)」の像の写真。(c)AFP/ITALIAN CULTURE MINISTRY
【8月2日 AFP】(8月3日写真追加、12月18日一部修正)米国ロサンゼルスにあるJ.ポール・ゲッティ美術館(J.Paul Getty Museum)は、同館が所蔵する「アフロディーテ(Aphrodite)」の所有権をめぐりイタリアとの間で激しい論争を繰り広げていたが、1日、この像はイタリアに返還されることで合意したと、双方が発表した。
今回、イタリア文化相とゲッティ美術館は、正式名称「女神の崇拝像(Cult Statue of a Goddess)」と呼ばれる「アフロディーテ」を含む40点の美術品を2010年にイタリアに返還することに合意した、という内容の共同声明を発表した。
しかし、所有権をめぐり激しい論争となっているもう1つの作品、「勝利した若者の像(Statue of a Victorious Youth)」については、協議を延長することで双方が合意したと発表した
「ゲッティ・ブロンズ(Getty Bronze)」とも呼ばれるこの作品は、紀元前4世紀にさかのぼる古代ギリシャ時代に製作された最も素晴らしいブロンズ像の1つといわれている。ゲッティ美術館はこの像を、1977年に約400万ドル(約4億7500万円)で入手した。
「ゲッティ・ブロンズ」はイタリア漁業従事者により国際水域で発見されたものだが、イタリア政府当局は違法に輸出されたと主張している。(c)AFP
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