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エジプトの人工親指は世界最古の人工装具 研究者が発表

  • 2007年07月28日 05:45 発信地:ロンドン/英国
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2007年7月27日、カイロ(Cairo)の考古学博物館(Museum of Egyptian Antiquities)に展示されている人工親指。(c)AFP/THE UNIVERSITY OF MANCHESTER

【7月28日 AFP】英国の研究者が27日、エジプトのミイラの足に装着されていた人工の親指は、世界最古の人工装具だった可能性があると発表した。これは紀元前600年から1000年の間に作られた木と革製のもので、現在エジプトの考古学博物館(Museum of Egyptian Antiquities)に展示されている。

 英マンチェスター大学(University of Manchester)の研究者たちは、この人工の親指が、親指をなくして歩けなくなった人のためにつくられた者であることを証明しようと研究を進めている。この証明がなされると、人工装具は、現在考えられているよりも700年以上前に使用されていたことになる。現在、最古の人工装具だとされているものは、ロンドンのRoyal College of Surgeonsに保管されていた、紀元前300年ころのローマ時代のブロンズ製のものだが、第二次大戦時の空爆で破壊され、現存はしていない。

 また大英博物館(British Museum)にも別の人工親指が展示してあり、これもマンチェスター大学の研究者によって調査が進められている。

 研究を行っている研究者は「これらが機能的なものであれば、現代の材料で復元し、足の指をなくした人々に試してもらうのも面白いでしょう」と語る。

 カイロのものは、装着されていた形跡があり「良好に治癒した」部分に装着されているため、人工装具の可能性が高いとされているのに対し、ロンドンのものは機能的なデザインとなっておらず、装飾用のものだと見られている。(c)AFP

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