
【7月21日 AFP】世界的なベストセラーとなった「ハリー・ポッター(Harry Potter)」シリーズの完結編『Harry Potter And The Deathly Hallows(ハリー・ポッターと死の秘宝)』が20日午後11時1分(GMT)、世界各国で発売された。
オーストラリアでは21日、数千人のハリー・ポッターファンが最終巻を手に入れるために冬の寒さに立ち向かったが、1人の熱狂的な読者が低体温症になり病院に運ばれた。
キャンベラ(Canberra)の救急隊によると20日の夜遅く、21歳の男性が首都キャンベラのバーリー・グリフィン湖(Lake Burley Griffin)に最新巻の引換券をうっかり落としてしまい、取り戻そうとして湖の中に飛び込んだとのこと。救助隊員は極寒の湖から男性を助けなければならず、その後男性は病院へ運ばれた。男性は引換券を見つけることはできなかったが、治療に当たった医師が彼のために地元の書店に連絡してJ.K.ローリング(J.K. Rowling)の7作目のハリー・ポッター本を確保したと言われている。
シドニー(Sydney)では、世界で同時発売になる20日午後11時1分(GMT)に本を受け取るため、魔法の杖を持ってマントを引きずった900人以上の子供を乗せたホグワーツ特急(Hogwarts Express)がシドニーのセントラル駅(Central Station)を発車した。また、魔法の道具で飾られた赤い2階建てのロンドンバスは、シドニー西部ブルーマウンテン(Blue Mountains)のルーラ(Leura)にあるハリー・ポッターシリーズ最新巻を販売する書店へと、熱狂する子供たちを連れて行った。
ファンのCallum Liasidesくんによると、彼も彼の学校の友達も、本の発売が差し迫った今週はハリーと彼の仲間たちの運命についての話題で持ちきりだったようだ。「噂になっているけれど、ハリーには絶対死んで欲しくない」と8歳のCallumくんはハリー・ポッターの小説よりも映画版の方が好きなことを認めつつ、AFPの記者に語った。
Ruth O’Neillさん(29)は、最新巻を読んだ人にインターネットや新聞であらすじをばらされることを恐れ、今回初めて早く読むために列に並ぶことにしたという。「私は今週末はとにかくずっと座ってこれを読むつもりよ。どんなことが起こるのか知りたくないから、テレビとインターネットは避けるつもりなの。」と語った。(c)AFP
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