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プラド美術館の増築工事、完成間近 - スペイン

  • 2007年03月31日 23:34 発信地:スペイン
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写真は31日、増築された同美術館の内装。(c)AFP/Pedro ARMESTRE

【マドリード/スペイン 1日 AFP】プラド美術館(Prado Museum)の約5年間に渡った拡張工事が、完成に近づきつつあると関係者が3月31日に明らかにした。

 同美術館の史上初となる今回の大規模な拡張、改修工事には1億5200万ユーロ(約240億円)の費用が投じられた。完了すれば、常設及び特別展示会のスペースが1.5倍となる。

 カルメン・カルボ(Carmen Calvo)文化相は、今回の拡張プロジェクトを、スペインでも「希な」一大イベントだと語り、ラファエル・モネオ(Rafael Moneo)建築家の下、工事はとても複雑なものだったと述べた。

 今回、新しく拡張された2万2000平方メートルにもなるスペースは10月に一般公開される。そのほか、図書館や美術学校などを含む建物の補足的な工事は本年中に完成の予定だという。

 今回のプロジェクトは1994年に計画されたが、工事が開始されたのは2002年だった。費用も当初予定していた3倍もの額に膨れ上がった。

 美術館本館は1785年に着工されたものである。

 今回のプロジェクトは、本館と近接されたジェロニモ修道院をつなぐ超現代的な増築も含まれている。同修道院はプラド美術館で彫刻の展示会を主催する予定もある。

 同美術館ロイヤル評議員会のRodrigo Uria会長によれば、表面積が25パーセント拡大する本館は常設展示のみに使用されるという。

 またGabriele Finaldi副館長は、常設展示される絵画は1000点から1500点に増加する予定だと語る。

 プラド美術館は年間200万人の来場者を誇り、ディエゴ・ベラスケス(Diego Velasquez)の「ラス・メニーナス(Las Meninas)」やフランシスコ・デ・ゴヤ(Francisco de Goya)の「裸のマハ(Maja Desnuda)」などを代表としたスペイン人画家の作品を所蔵している。

 写真は31日、増築された同美術館の内装。(c)AFP/Pedro ARMESTRE
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