写真は、二カーブを被った女性。ロンドンのマーケットで2006年10月6日に撮影。(c)AFP/John D. Mchugh
【ロンドン/英国 20日 AFP】英国政府は20日、イスラム教を初めとし宗教的な意味合いを持つベールの着用を、国内の学校の校長が禁止できる新たなガイドラインを設けることを明らかにした。
先月、12歳のイスラム教の少女が授業にベールを着用してくる事を禁じられ、その父親が裁判を起こしていた。最終的に、高等裁判所はこの起訴に対しベールの着用を認めない判決を下し、それに基づき同ガイドラインが設けられた。
ガイドラインの内容としては、まず生徒の両親を含む地元コミュニティの意見を伺った後、学校側が最終決定を下すというもの。イギリス教育雇用省(Department for Education and Skills)によると、同ガイドラインは学校における宗教的衣装の着用を全面的に禁止するということではなく、あくまで各学校の校長に判断が委ねられる仕組みを作る為のものだという。
しかしながら、二カーブ(目元を除いて顔と髪の毛を覆う
ベールの一種)などいくつかの物については、校長が「安全性や勉学の妨げとなる」と感じた場合、会議さえ行えば簡単に禁止することが可能になるという。
写真は、二カーブを被った女性。ロンドンのマーケットで2006年10月6日に撮影。(c)AFP/John D. Mchugh