写真は30日、新界地区で米漫画「ピーナッツ(Peanuts)」のキャラクターと一緒にポーズをとる少女。(c)AFP/MIKE CLARKE
【香港 31日 AFP】2007年が始まると同時に改正禁煙条例が施行され、レストラン、オフィス、バーでの喫煙が全面禁止される香港で、喫煙者は自由にタバコを楽しめる最後のひと時を過ごしている。
「私は14歳のときからタバコを吸っていたが、まだピンピンしている。それなのにどうして『タバコは死を招く』なんていえるんだ。禁煙条例は人権の侵害だ」と70歳の元土木作業員、Lam Kin-shingさんは怒り心頭の様子。
政府は10月に同条例を打ち出してから、喫煙反対や副流煙の害を訴えるPR活動を行っていた。
新年の幕開けつまり、1月1日の午前12時丁度に即、同条例を施行するという警察に対し、人々からは猛烈な不満の声が上がっている。「彼らは一体どういうつもりなんだ?真夜中を回ったら店の客に『12時になりました。皆さんタバコを消してください!』なとど叫べとでもいうのかい?ありえないよ」とあるバーの店主は語った。
政府はサービス産業で働く、20万を越える労働者を守るための禁煙条例実施の機会を長い間狙っていた。又、同条例の施行により室内での喫煙を禁止するニューヨークなどの大都市と並ぶことにもなる。
屈しない喫煙者に対し政府は、香港の255の指定公園や遊技場ではタバコに火をつけても良いという妥協策を講じた。
建物の外には、喫煙可能な場所を示す黄色のラインが引かれている所もあり、同条例に違反した人には最高640米ドル(約7万円)の罰金の支払いが命じられる。
写真は30日、新界地区で米漫画「ピーナッツ(Peanuts)」のキャラクターと一緒にポーズをとる少女。(c)AFP/MIKE CLARKE