【プノンペン/カンボジア 28日 AFP】カンボジア政府は、世界的に有名な寺院遺跡であるアンコールワット(Angkor Wat)を「新・世界の七不思議(New 7 Wonders)」の1つに加えるべく、電子投票に参加するよう国民に呼びかけている。
この「新・世界の七不思議」キャンペーンは、古代の世界七不思議が決定されてから2000年を経た今、新たに芸術・建築・文化遺産を選定しようというもので、スイスの冒険家ベルナルド・ウェーバー(Bernard Weber)氏が2000年に立ち上げた。
カンボジア政府は、9世紀から15世紀にかけてアンコール王朝クメール(Khmer)帝国の王都であったアンコールの遺跡群をその中の1つに加えたいとして、アンコール遺跡群を管轄しているアプサラ機構(Apsara Authority)が中心となって、国内外のカンボジア人に対し、「親せきや友人にも呼びかけて」投票するよう呼びかけている。
■発表は2007年7月7日
投票期間は2007年7月6日までで、ネットまたは電話で投票することができる。これまでにオンラインの電子投票でノミネートされた200の候補地を、まず、21にしぼってから、最終的に7か所が選出される。発表は「7」にちなんで2007年7月7日にポルトガルの首都リスボン(Lisbon)で行われる。
世界遺産にも指定されているアンコールワットは、同国随一の観光名所であり、貧困にあえぐ同国にとっては貴重な外貨収入源でもある。「新・世界の七不思議」の1つに選ばれるとさらなる観光客が見込まれることもあり、「投票の呼びかけ」にも熱が入る。
なお、アンコールワットには、アテネのアクロポリス(Acropolis)、パリのエッフェル塔、インドのタージ・マハル(Taj Mahal)といった強力なライバルが立ちはだかる。
写真は、アンコールワットの朝焼け(5月10日撮影)。(c)AFP/TANG CHHIN SOTHY
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