【パリ/フランス 29日 AFP】フランスでは今年、ホロコーストに関する議論が持ち上がった。引き金となったのは、米国人作家ジョナサン・リテル(Jonathan Littell)のベストセラー小説「Les Bienveillantes」。ホロコーストをテーマに書き上げられた900ページの同小説はリテルのデビュー作で、元ナチス親衛隊(Waffen SS)の隊員だった男の独白という形をとっている。同書は、発売から6週間で売り上げ28万部を達成し、フランスで最も名誉ある文学賞であるゴンクール賞(Goncourt)も受賞している。この話題性を受け、同小説の英訳版が2008年に英国及び米国で発売される予定となっている。
ちなみに隣国ドイツでも最近、ノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)受賞作家のギュンター・グラス氏(Gunter Grass)が、第2次世界大戦(WWII)当時に同親衛隊に属していた事実を告白し、大きな議論を巻き起こした。
写真は、パリの書店に並べられたホロコーストに関する5冊の書物(2006年11月28日撮影)。(c)AFP/FRANCOIS GUILLOT
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