写真はサンパウロのエロティカ・フェアでパフォーマンスをするモデル。(c)AFP/Mauricio LIMA
【江蘇省/中国 24日 AFP】中国では葬儀の際にストリップ・ショーを行うという慣習があるが、近い将来、こうしたショーが「最後の幕を降ろす」可能性が出てきたと、中国国営の新華通信(Xinhua)が24日に報じた。
中国の村では、死者を送り出す際に大勢の人間で送り出すのが礼儀だと信じられていることから、ストリップショーを行い、より多くの人を集め葬儀に参加してもらうのが通例となっている。裕福な家の場合は、大切な家族の葬式に大勢の人が集まるように、ストリップの一座を2つ雇うとされている。
ところが、江蘇省東海県(Donghai)で行われた、ある葬式の「わいせつなパフォーマンス」が中国中央テレビで放映されると、地元警察はショーの関係者5人を逮捕し、上演を中止した。
北京ニュースが報じたところによると、子どもを含む200人が参加したこのショーでは「最高潮に達すると2人の芸人が服を脱ぎ、なまめかしい体を見せ始めた。その上、ステージに観客を引っ張り上げて参加させた」という。
放映後、地方自治体政府は、ただちに葬儀でのストリップ上演の禁止令を出した。さらに、各村の委員会に対し、村で死者が出た場合、死後12時間以内に葬儀の進行内容について詳細な報告書を提出することを義務付けた。また、「葬儀における不正行為」があった場合、それを村人に通報してもらうためのホットラインも開設した。
葬儀でストリップショーを行うという慣習は、台湾の一部地域でも盛んに行われている。
写真はサンパウロのエロティカ・フェアでパフォーマンスをするモデル。(c)AFP/Mauricio LIMA