2008年7月8日、ソウル劇場で行われた映画『あなたは遠いところに』の記者懇談会に出席した、チョン・ジニョン(Jung Jin-Young、左)とスエ(Soo-Ae)。(c)Contentslink
【7月9日 Contentslink】「参戦した韓国の勇士たちにとって、ベトナム戦争は他人事ではなく、自分たちの戦争だった。彼らの生きた時間を心からリアルに描きたいと思った―」。イ・ジュニク(Lee Jun-Ik)監督は、ワンシーンワンシーンを丁寧に撮影していた当時を振り返るように、こう口を開いた。
主演のスエ(Soo-Ae)をはじめ、チャン・ジニョン(Jang Jin-Young)やオム・テウン(Uhm Tae-Woong)、チョン・ギョンホ(Choung Kyung-Ho)らが出席する中、7月8日午後4時30分、ソウル劇場にて映画『あなたは遠いところに』のマスコミ試写会および記者懇談会が行われた。
同作は、イ監督がベトナム戦争を舞台に、初めて女性を主人公に立てた作品として話題を呼んでいる。これまで清純可憐なイメージだったスエが、夫を探して戦場に飛び込む強い女性「スニ」を通じて、セクシーな歌手のイメージを披露しているのが印象的。
また、特別出演という形で撮影に参加したオム・テウンは、「スニ」の夫「サンギル」役を繊細に演じ、作品にいっそう重みを与えている。
オム・テウンは「本作は、ヒロインの『スニ』が夫を探し歩くという話がメインなので、それに伴い、監督は予想以上にわたしの存在感を表現してくれたようです」と満足感を示しつつ、「完成した映画を楽しく見せてもらいました。監督は『この映画は3回見てやっと分かるんだ』とおっしゃっていましたが、まだ1回しか見ていないからか、いまだにぼんやりとしたイメージしか残っていません」と感想を述べた。
試写会を通じて、完成した映画を初めて見たほかの出演者たちも、「初めて見たからなのか、撮影していたときとは違った余韻があり、霧の中にいるような感じ」と口をそろえた。
今月17日に公開される『いい奴、悪い奴、変な奴(The Good, The Bad, The Weird)』と31日に公開される『目には目を、歯には歯を』の間にはさまれながら、夏の映画の三つどもえを繰り広げる同作は、ほかの2作品とは異なる静かな感動で観客にアピールする。24日公開。(c)Contentslink



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