【3月4日 Contentslink】ドラマを愛するファンは、ドラマが終わった寂しさをどのように紛らわせているのだろう。ある人はVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを利用してもう1度ドラマを見るだろうし、また別の人は撮影地に足を運ぶかもしれない。
もしもあなたが後者なら、過去2年間の韓国時代劇ブームの一端を垣間見られる大型オープンセットを訪れてみてはどうだろうか。画面いっぱいに映し出されていたその場所に自分の足で立てば、まるでその時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥るだろう。
数あるオープンセット場の中でも、特にMBCのファンタジー時代劇『太王四神記』(以下、太四記)の舞台になった済州(チェジュ)のセット場は、その規模や費用の面において、ほかの追随を許さない。
済州特別自治道済州市クジェウプ・キムニョンリに位置する太四記のセット場を紹介しよう。
オープンセット場は、広開土大王(クァンゲトテワン)の一代記をファンタジー時代劇として描いたブロックバスタードラマにふさわしく、1500年前の大王の様子のほか、宮殿や太学(当時の教育機関)、客桟(来賓の宿泊施設)、民の市場に至るまで、当時の生活の様子をそのまま再現している。このため、オープンセットにはドラマが終了した現在も、観光客の足が途絶えることはない。
外城門を通じてセット場の中に進んだら、内城門を経由して大殿(王の住む宮殿)の中に入ってみよう。高句麗の大王の威厳を感じられるこの場所は、大殿内部の寝殿と殿閣、王宮図書館、大臣官の控え室なども建てられている。
しばらく学生気分に戻って、当時の学生生活を体験してみたいのなら、王家と貴族の子弟にのみ許されていた太学を見て回るのもよいだろう。中央集権的な政治制度に適合した官吏を養成するために、中央に設置された国立学校の太学は、高句麗において、高位層の子弟に経学(四書五経を研究する学問)と文学、武芸などを教える今日の高等教育機関にあたる。
太王になる前の「タムドク」と「スジニ」の足跡をたどってみたいなら、彼らがよく訪れた豪華客桟も訪れてみよう。風流を楽しむ人々のざわめきや、妓女(芸妓)たちの愛きょうたっぷりのつややかな笑い声が聞こえてくるようだ。
ドラマは、光輝く英雄を際立たせようと、いつも強力な反対勢力を登場させる。「タムドク」の反対勢力で、高句麗最高の勢力を誇った「ヨンガリョ」の邸宅。モーツァルトから劣等感を感じていたアントニオ・サリエリのように、「タムドク」の前にいつも連敗を喫さなくてはならなかった「ヨンオゲ」の痛みが描かれている場所だ。
最後に、今はスタッフの威勢や、俳優たちのあわただしさが消えてしまったセット場の市場で、ドラマの余韻を感じてみるのはどうだろうか。そしてセット場を出た後は、済州の味と風情が感じられる自然の中に入ってみよう。(c)Contentslink
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